2008年07月17日

最強の投資家 ウォーレン・バフェットの投資原則

 具体的にはまず、改善の必要がない定番商品を持っている会社や、今後二十年間は安泰と思われる会社に狙いをつける。それから、全株式を取得して会社を丸ごと所有すると想定した場合、一株いくらならビジネスとして見合うかをはじき出し、実際の株価がその水準になる瞬間を待ちうけるのである。

 幸運にも、短期的利益を追う傾向が強い株式市場では、ビジネスの長期的経済性が軽んじられやすく、しばしばすばらしい会社に著しく安い値が付けられることがある。

『史上最強の投資家 バフェットの教訓
  逆風の時にでもお金を増やす125の知恵』

 メアリー・バフェット & デビッド・クラーク
 徳間書店

▼・・・ウォーレン・バフェット氏の投資テクニックについての記述ですが、もう少し抽象化してみると、

@.これかなと思う商品に目を付ける
A.徹底的にリサーチして、適切な実需価格を算定する
B.実需価格より高いときには買わない、安いときには売らない

▼方法論自体は、極めてシンプルと言ってよいですね。まぁ、シンプルなことが必ずしもイージーだとは言い切れないわけですが。

投資の理論というよりは、商売の基本的テクニックといってもよさげ。株の取引だけでなく、債権・先物・為替などの金融取引、貴金属取引、中古品売買など、あらゆる分野に応用できそうです。

そういえば、最近不動産屋さんが書いた本を立ち読みしていたのですが、本質的には同じことをやってるんですね。

何らかの事情で、土地や建物の所有者が急に現金を確保したくなるときがある。こういったとき、優良な物件が格安で売りに出されていることがあり、そういったときに思い切って物件を買い上げるのだと。

▼結局のところ、成功している人は同じことを考えているようです。






 
posted by 黙星 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 批評-読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月05日

江崎の黄金律

 日本経済新聞のウラ一面には、著名人の自叙伝を掲載する「私の履歴書」というコーナーがあります。
 今月からの執筆者は、ノーベル賞受賞者で物理学者の江崎玲於奈氏。

 元日の記事に、氏が講演を行うときに必ず話すという「ノーベル賞をとるために、してはいけない五箇条」なるものが紹介されているのですが、これがなかなか興味深い内容です。

(この五箇条は、あるノーベル賞の選考委員から「江崎の黄金律」と命名され、スウェーデンの物理専門誌に紹介されたそうです。)

 以下、記事の一部を引用して紹介させてもらおうと思います。



 第一に、今までの行き掛かりにとらわれてはいけません。しがらみという呪縛を解かない限り、思い切った創造性の発揮などは望めません。

 第二に、教えはいくら受けても結構ですが、大先生にのめり込んではいけません。のめり込みますと権威の呪縛は避けられず、自由奔放な若さを失い、時運の想像力も萎縮します。

 第三に、無用ながらくた情報に惑わされてはいけません。約二十hで動作する我々の限定された頭脳の能力を配慮し、選択された必須の情報だけを処理します。

 第四に、自分の主張を貫くためには戦うことを避けてはいけません。

 第五に、子供のような飽くなき好奇心と初々しい感性を失ってはいけません。


 
posted by 黙星 at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 批評-読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

【書評】日本の戦争力 著:小川和久 アスコム



 TVでもお馴染みの軍事アナリスト、小川和久氏の著書です。

 題名を「自衛隊の戦争力」ではなく、「日本の戦争力」としたのがミソでしょう。単なる軍事的な戦力分析だけではなく、日米同盟や国際連合などの政治的要素も絡めて、安全保障の問題を論じています。

 本書では、前半部分で、@自衛隊は戦力投射能力を持たない歪な軍隊であること、A米国にとって日本は最重要同盟国であり、米国は、日米同盟なしに超大国としての地位を維持できないこと、以上の二点を指摘。
 その上で、米軍再編、国際テロ、イラク問題、北朝鮮の兵器開発、憲法九条など、安全保障にかかわる幅広い問題について論じています。(贅沢をいうならば、中国の軍拡問題や、台湾問題、日本の常任理事国入り問題などにも触れてほしかったかな。)

 聞き手である坂本衛氏がテーマごとに質問を行い、著者がそれに答えるという対談形式。素人にも内容が理解できるよう、よく配慮されていると思います。難しい専門用語や、マニアックな兵器名の登場が必要最低限に抑えられているところもいい。安全保障の知識がゼロの自分にも、容易に内容を理解できました。


 
posted by 黙星 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 批評-読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月25日

運命の旅を楽しめ!!

「俺の望みは叶えられた・・・。
 俺は運命を楽しんだ・・・。悔いはない」

「ふふ・・・おまえも命をかけて強く願え!
 そうすれば、いつか玉玲※と出会うだろう。
 ・・・それが運命の旅だ・・・。」

「それを、(北斗七星を指差して)
 あそこ・・・から見物させてもらう・・・。
 ・・・拳志郎、お前も・・・運命の旅を楽しめ!」

(※行方知れずになった拳志郎の恋人の名)


 最近読み始めた『蒼天の拳』(原哲夫 著、武論尊 監修)のワンシーン。


 最強を目指したがゆえに病に冒され、それながらも、北斗神拳伝承者を倒すことに一生をささげた「霊王」こと芒 狂雲。 彼が、霞 拳志郎(※『蒼天の拳』の主人公、北斗神拳伝承者)との闘いに挑むも、敗れて、まさに息を引き取ろうとする場面です。

 やばい、カッコよすぎる・・・。
 ・・・あれ・・・?なんか目から汗が・・・。




posted by 黙星 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 批評-読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。