2007年07月18日

美しい国へ



 日本という国は、世界中から憧れられた「美」の国でした。飛鳥、奈良、平安の古から始まり、室町、安土・桃山、元禄文化。そして近代に入って明治、大正、昭和初期のロマンあふれる文化。何百年という時間をかけて、日本人が築き、繁栄させてきたこれらの文化は、海外の芸術家たちに羨望のまなざしで見つめられていました。
(中略)
 だから昔の日本人の暮らしには、貧しくても美がありました。しかし、その日本人の美意識を軍国主義者たちが戦争でつぶしてしまいました。
(中略)
 軍国主義者たちは、戦争のわずか5年間で、日本人の先祖たちが連綿と培ってきた世界に冠たる美意識を壊滅させてしまったのです。そしてその失った美意識をいまだに取り戻せずにいるのです。
美輪明宏さんの著書より




 昭和十年ごろに撮影された貴重なカラー映像です。
 当時の東京の風景が収められています。
 本当に気品と洒落っ気に満ちた街ですね。

 これに比べて今の東京はどうでしょう。
 「戦後」の半世紀間が、いかに美意識と文化に欠如した時代だったかを如実に現すのみです。
 まぁ、ここ十年くらいで、かなりよい方向に進みつつあるとは思いますが。


 
posted by 黙星 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理人のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月11日

労働組合は既得権益層なのか

「なぜ若者は小泉首相が好きだったのか?」
(ちょっとだけ)帰ってきたU35マーケティング図鑑【その2】
2007年6月28日 木曜日
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20070626/128317/

【阿部真大 氏の発言】
> ネットでは正社員になれずに非正社員として滞留している若い人たちが「吹き上がって」(編集部注:ネットの掲示板やブログなどで怒りのコメントが大量に付き、盛り上がる状態)います。(*1)そのバッシングの対象は既得権益層なんです。

> 手近な既得権益層は正社員だから、「正社員になれなかったから結婚できない」「正社員になれなかったから親と同じライフスタイルを築けない」、だからネット上では「いっそ、戦争でも起こしてしまえ」と発言する若者が出てきている。

【城繁幸 氏の発言】
> 結局今のところ、正社員と非正社員というダブルスタンダードがありながら、労働基準法は正社員を保護するだけです。正社員はもはや、特権階級の代表になっていて左翼じゃないですから、労働組合と労働者政党に支持が集まらないのは当然です。

 そもそも産業革命以降、資本家による搾取に対抗して作られたのが労組だったわけですが、近年、その存在意義は変わろうとしているようです。

 現在、労働組合の構成員の大半は正社員。国が豊かになり民主主義の根付いた日本では、彼らは安定的な地位に安住し、法律によって強力に保護されています。今や、安い労働力で酷使され、不安定な境遇にあるのは労組の構成員ではなく、派遣社員やパート、アルバイトなどの非正社員です。

 ネット上の世論では、民主党や労組に対する反感がかなり根強いわけですが、阿部・城両氏の発言は、その理由をかなり明確に指摘しています。(もっとも、*1での阿部氏の発言は客観的な統計データに基づくものではありませんが。)

 かつての左翼は、もはや階級闘争を仕掛けられる立場へと変わろうとしているのでしょうか。


 
posted by 黙星 at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内-社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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