2007年05月22日

麻疹がはやってます

 はしか流行、早大も休講に
 http://www.nikkeibp.co.jp/news/flash/534290.html
 首都圏で若者を中心にはしか(麻疹)が流行している問題で、早稲田大学は5月21日、学生の感染を確認したため、全面的に休講すると発表した。5月29日までの1週間あまり、5万5000人の学部生、院生に対しキャンパスへの立ち入りを禁止する。

 同日、東京農業大学も6月3日まで世田谷キャンパスでの授業を休講すると発表した。すでに駒澤大学、成蹊大学、日本大学、和光大学なども休講を実施している。上智大学では5月12日から19日までの休講を終え、21日より授業を再開したが、そのほか東京大学などいくつかの大学では新たに学内での感染を確認し、学生向けWebページなどを通じ注意喚起を行っている。

 今回の流行、某国や某組織による生物テロ実験ではないか。
 つまり、麻疹という死亡に至らない病を実験台に、日本人の免疫力、有効な細菌の散布法などを確かめようとしているのではないでしょうか。

 ・・・というのは、考えすぎですね・・・。

 ですが、警戒を怠るべきではありません。
 自分の身体を感染させて都心部を巡回するという「自爆テロ」が将来起こらないとも限りません。


 はしか大流行はなぜ 大学続々休講 ワクチン効かず?
 http://www.asahi.com/komimi/TKY200705210248.html
 今回の流行は10代以上の若者に多いのが特徴だ。しかも接種したのに発症している。

 なぜなのか。

 1回だけの接種で十分な免疫がつかない人が数%いる。それに加え、「流行回数の減少」が集団感染の原因になっていると専門家は指摘する。

 はしかの流行が少なくなり、ウイルスに接する機会が減って免疫の増強効果が得られなくなった。ワクチンを打っていても「強い免疫」にならず、次第に低下して感染しやすい人が増える。

 ワクチンの問題も含め、色々と課題が残るようです。
 今回こそ死亡に至る病ではありませんが、気を付けなければいけませんね。


 
posted by 黙星 at 15:45| Comment(2) | TrackBack(1) | 国内-社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

麻生外相が著書を出版 題名は『とてつもない日本』

 麻生外相:「とてつもない日本」近く出版 首相に対抗?
 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070518k0000m010160000c.html
 麻生太郎外相は、昨年の自民党総裁選で掲げた政権構想に肉付けした著書「とてつもない日本」(新潮新書)を近く出版する。安倍晋三首相の支え役に徹している麻生氏だが、首相の「美しい国へ」(文春新書)の向こうを張ったタイトルで、「ポスト安倍」への意欲をにじませた形だ。


 政治家が自身の考えを本に記して国民に訴える、というスタイルが定着しつつあるようです。それも、「新書」という、誰もが求めやすい形で。

 非常によいことだと思います。

 なにはともあれ、どんな内容なのか楽しみです。
 これは必ず買わなくてはいけませんね。


 


posted by 黙星 at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月15日

「犯行後に2chへ投稿」は誤報? 福島母親殺害事件

 凄惨な事件が起こりました。被害者のご冥福をお祈りします。

 17歳が頭部持ち自首「母殺した」、殺人容疑逮捕・福島
 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070515STXKC005615052007.html

 今回の事件、一部のメディアが奇妙な報道を行っています。容疑者が自首した前日の夜に、容疑者本人らしき人物が、自らの犯行を告白する投稿を「2ちゃんねる」に行っていた、と言うのです。

 「何で、なんで、ってヒーヒー言ってたよ」 「2ちゃん」書き込みは母親首切り犯か http://www.j-cast.com/2007/05/15007600.html
 母殺害の高校生、2chに書き込みか
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/15/news056.html


 久々に2chの速報ヘッドラインを覗きましたら、ちょっとした「祭り」状態です。気になったので、少しだけ情報収集をしてみました。

【問題のスレッド】
 http://live23.2ch.net/test/read.cgi/liveanb/1179144169

【魚拓】
 http://megalodon.jp/?url=http://live23.2ch.net/test/read.cgi/liveanb/1179144169/&date=20070515091112

 以下は、容疑者と疑われている人物の書き込みを抜粋したもの。
1 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:02:49.99 ID:zTcKbhLt
「なんで・・・なんで・・・」ってヒーヒー言ってたよ( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!

145 :名無しステーション :2007/05/14(月) 21:56:30.38 ID:zTcKbhLt
>>143
両足ならいい?(´・ω・`)

228 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:35:21.29 ID:zTcKbhLt
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

235 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:37:15.01 ID:zTcKbhLt
( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!

237 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:38:12.97 ID:zTcKbhLt
。゚(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハッハッハッハハッハッハッハッハッハ !!

241 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:39:53.92 ID:zTcKbhLt
プギャプギャ━━━m9(^Д^≡^Д^)9m━━━━ !!!!!!!

316 :名無しステーション :2007/05/14(月) 22:59:22.74 ID:zTcKbhLt
ケラケラヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノケラケラ

319 :名無しステーション :2007/05/14(月) 23:00:48.56 ID:zTcKbhLt
プギャ━━━━━━m9(^Д^)━━━━━━ !!!!!!

325 :名無しステーション :2007/05/14(月) 23:02:35.97 ID:zTcKbhLt
保守

362 :名無しステーション :2007/05/14(月) 23:19:33.90 ID:zTcKbhLt
( ´∀`)o/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ >゚))))彡


 さて、複数の報道によれば、少年が犯行に及んだのは15日午前1時半頃。
 一方、問題の書き込みは、最初の投稿が21時02分、最後が23時19分となっています。全て犯行前に書き込まれたものです。

 今回の報道は完全に誤報であると断言できます。
 この手の殺人自白ないし殺人予告の書き込みは、2chでは日常茶飯事ですし、偶然の力で時期が近くなっただけでしょう。

 少年が犯行後にネットカフェを利用したことが警察側の発表で明らかになっていますし、それを知った一部のメディアが特ダネ欲しさに勘違いをしたのかも知れません。
 とは言え、ごくごく基本的な調査力さえあれば、この程度の誤報を流すことなど有り得ないと思うのですが・・・。もう少し真面目に調べてもらいたいものですね。


 
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2007年05月13日

「拉致解決は条件でない」 テロ国家指定解除でライス長官

 テロ支援国家の指定解除 「拉致解決が前提でない」米国務長官
 http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070512/usa070512006.htm

 「拉致解決を条件にせず」北朝鮮テロ支援国家解除で米側
http://www.asahi.com/international/update/0512/TKY200705110339.html

 今回の発言、「国内法に照らせば」という枕詞が重要な意味を帯びています。

 以下は、希望的観測を含んだ私の推測です。
 ライス発言は、飽くまで法律の解釈を述べただけで、 実際に指定を解除するかどうかの政治判断とは関係ないのではないかと考えます。

 そうでなければ、これまでの米政府要人の発言と矛盾することになるからです。じっさい、まさしく同じ席上でブッシュ大統領は「拉致問題を考慮する。解除の過程で、被害者へのわたしの感情を弱めることがあってはならない」と明言しています。

 米国が拉致問題の解決なしにテロ支援国家の指定を解除する可能性は低いと思われます。そのようなことをすれば、日本国民の米国への不信感は一気に増長されるでしょう。日米同盟を破棄して自主的国防を望む声や、核武装論が勢いを増すことも考えられます。そのような自体を米国が望んでいるとは思えません。


 
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2007年05月12日

受信料強制徴収に見るNHKの独善

 NHK:今月中にも受信契約督促
 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2007/05/11/20070511ddm041040152000c.html
 NHKの橋本元一会長は10日の記者会見で、テレビを持ちながら受信契約を結んでいない未契約世帯・事業所に対し、今月中にも「受信料特別対策センター」名で契約締結を求めていくことを明らかにした。
 NHKによると、3月末現在で未契約世帯・事業所は1007万件。要請に応じない未契約世帯・事業所に対しては、契約義務を定めた放送法に違反するとして、契約を結ばせる民事訴訟を起こす方針。

 NHK側が、受信料の未納問題で強硬姿勢に出てきました。

 今回の強制徴収、結局は受信料未納問題の根本的な解決にはならないでしょう。
 実は、放送法にはある抜け穴があり(詳しくは「NHK 受信料」で検索してください)、合法裡に受信料の支払いを拒否する手段が残されているからです。
 ・・・月並みな言い方になってしまいますが、受信料未納を撲滅するのには、視聴者からの信頼と支持を得るのが、遠回りのようで早道なのではないかと考えます。

 すこし話が飛びますが、経営学の権威P.F.ドラッカーは『現代の経営』(訳:上田惇生 ダイヤモンド社)で次のように語っています。
 事業は何かという問いに答えることほど、単純でわかりきったことは無いように思われる。(中略)
 しかし実際には、「われわれの事業は何か」という問いは常に難しく、徹底的な思考と検討なくして答えることは出来ない、しかも通常、正しい答えはわかりきったものではない。

 この問いに対する最も古く見事な答えは、五〇年前、セオドア・N・ヴェイルがAT&T(アメリカ電話電信会社)について出した答え、「我々の事業はサービスである」だった。
 これは答えられてしまえば、わかりきったことに聞こえる。しかしこの定義に到達するには、第一に、地域独占たる電話事業は国営化の対象になりやすいという認識、先進工業国では民営の電話事業は例外であって、その存続のためには社会の支持が必要であるという認識がなければならなかった。
 第二に、そのための社会の支持は、単に広報活動に力を入れることや、批判を非アメリカ的あるいは社会主義的と攻撃することによっては得られないという認識がなければならなかった。社会の支持は、顧客満足の創造によってのみ得られるものだった。

 引用箇所はAT&Tについて語った部分ですが、現在のNHKがおかれている状況、昨今の市場主義優勢の潮流の中では、次のように言い換えることが出来るでしょう。

 まず第一に、NHKは、自身の全てあるいは一部の事業が民営化の対象になりえることを認識しなければなりません。そして、現在の組織形態のままNHKが存続するには、社会(=受信者)の支持が必要であるとの認識を持たねばなりますまい。前にも述べたような、合法的に受信料を拒否する抜け穴が放送法にある限り、強制徴収は受信料未納問題の根本的な解決には役に立ちません。
 第二に、AT&Tのケースと同様、社会の支持は「顧客満足の創造」によって得られることを認識するべきです。受信者にとっての「顧客満足」とは、質の高い番組の提供と、誰もが納得する公平で中立的な報道でしょう。

 残念なことに、現在のNHKにはそのどちらも実現できていません。
 これは完全に私の主観からなのですが、以前のような「さすがNHK!」と思わせられるような高品質の番組が減ってきていると感じるのです。「映像の世紀」や「生命 40億年はるかな旅」など、十年以上を経た後でも見ごたえのある番組を、現在のNHKが制作できているでしょうか。
 同時に、別の機会で、気が向いたときに述べようと思いますが、「クローズアップ現代」など一部の番組が左側に偏向しすぎていることが、一部のメディアや評論家、ネット上から指摘されています。

 さらに、顧客満足につながる価格設定(NHKの場合は受信料)も必要でしょう。ところが、NHK側は、総務省が求める受信料の引き下げや、組織の合理化には消極的と来ています。

 総務次官、NHK受信料下げ「合理化すれば可能」
 http://it.nikkei.co.jp/digital/news/tv_dvd.aspx?n=AS3S1501I%2015012007

 菅総務相、NHK受信料見直し「早く結論を」
 http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=AS3S0200A%2002022007

 ・・・こんな公共放送で、本当に受信者は納得するのでしょうかね。
 外山○一閣下風に言うならこうなるでしょうか。

 受信者諸君、私が当ブログの管理人である。
 諸君、このNHKは最悪だ。
 「おはよう日本」だとか「試してガッテン」だとか、私はそんな番組には一切興味が無い。
 NHKの自主的改革で問題が解決するような、もはやそんな甘っちょろい段階にはない!!
 今はただ、スクラップアンドスクラップ。
 こんな公共放送はもう見捨てるしかないんだ、こんな公共放送はもう滅ぼせ。
 受信者諸君、奴等NHKはやりたい放題だ。
 我々受信者にとって、いよいよくだらない番組が作られようとしている。
 私は、NHKの偏向報道にもう我慢ならない!
 受信者の諸君、NHKの自主的改革なんていくらやったって無駄だ!!
 我々自身者はもうこんなNHKに何も望まない!
 我々受信者に残された選択肢はただ一つ、こんなNHKはもう滅ぼすことだ。
 ぶっちゃけて言えば・・・、もはや民営化しかない!
 受信者の諸君、これを機会にNHK民営化の恐ろし〜い陰謀を共に進めていこうではないか!!!

 ・・・なお、文章の勢いで書いてしまっただけで、私はNHKの民営化には反対です・・・。


 






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2007年05月11日

靖国問題 中国政府と国内メディアの微妙な姿勢の変化

 いまさらですが、安倍総理大臣が靖国神社に真榊料を収めていたのが発覚した問題について述べようと思います。

 今回の真榊料問題、まず興味深いのは中国の対応です。

 2007年5月8日の中国外交部姜瑜・報道官の定例記者会見
 http://www.china-embassy.or.jp/jpn/fyrth/t317243.htm

 問 安倍首相は4月に自費で靖国神社に鉢植えを贈ったが、中国のコメントは。

 答 靖国神社問題は中日関係における重大で政治的に敏感な問題である。中日双方は両国関係に影響を与えていた政治的障害を克服し、友好協力関係の健全な発展をはかることですでに意見の一致をみている。この共通認識は確実に順守されるべきだ。

 発言の内容だけを見れば、中国の対応はこれまでと変わらないように思えてしまうのですが、重要な点が二つあります。
 まず、姜瑜報道官の日本への「苦言」は、記者に求められてはじめて発せられたものであること。次に、中国政府は公式な声明等の形式を取った対日批判を行っていない点です。

 多くのメディアが指摘しているとおり、安倍首相や日本政府への直接的な批判を避けているのです。少なくとも直接的には日本との衝突を避けたいとの中国政府の意向を読み取ることは容易でありましょう。

 このような中国政府の姿勢の背景には、日中間の感情的な摩擦が数年前に発生したような反日デモに発展すれば、日本企業の対中直接投資に悪影響を及ぼしかねないこと、反日デモが導火線となって、共産党政府への不満が爆発することを恐れていることなどが挙げられます。
 また、北京でのオリンピックを控えていることとも無縁ではないでしょう。


 このように中国政府が靖国問題への対応をはっきりと変化させているにも関わらず、日本の左派メディアの対応は様々です。

 地方紙のいくつかは、従来どおり「アジア」や近隣諸国への配慮から参拝を自粛するよう求める言説を繰り返しています。以下、いくつか地方紙の社説を引用してみましょう。

【北海道新聞】
 靖国への供物*道理のない宗教的行為
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/24818.html

> もし首相が「この程度だったら中国も韓国も反発するまい」と考えているのなら、浅慮である。
> 案の定、韓国、中国両政府は警戒感を強めている。
> せっかく改善に向かっている両国との関係がまた悪化すれば、これまでの首相の努力を自分で台無しにする愚かな行為だったということになる。

【愛媛新聞】
 首相の靖国奉納 内外にきちんと説明すべきだ
 http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200705109755.html

> もう一つは、戦争指導者らのA級戦犯を合祀(ごうし)している神社に参拝するのは、戦争への反省が十分でない表れと受け止められかねない点だ。小泉前首相時代は中国や韓国の猛反発を招き、外交上の大きな障害になったのは周知の通りだ。
> アジアに対しても、無用の刺激を与えてしまい、韓国は「極めて遺憾」と批判している。中国は温家宝首相が来日し友好協力関係を確認したばかりだから抑制的な姿勢だ。が、内心は穏やかでないに違いない。

 これに対し、大手全国紙の朝日新聞・毎日新聞は、首相の靖国に対する姿勢を批判する態度に変化は無いものの、その首相批判は、政教分離や歴史認識など、この問題の国内問題としての側面を強調したものに変化しつつあるようです。

【朝日新聞】
 首相と靖国―抜け出せぬジレンマ
 http://www.asahi.com/paper/editorial20070509.html

> 政教分離の原則から疑問があるのはもちろんのこと、忘れてならないのは靖国神社の性格だ。
> 靖国神社は、隣国を侵略し、植民地化した戦前の軍国主義のシンボルだ。その歴史はいまもなお神社内の戦争博物館「遊就館」で正当化されている。さらに、先の大戦の責任を負うべき東条英機元首相らA級戦犯を合祀(ごうし)したことで、天皇の参拝も75年を最後に止まり、首相の参拝をめぐって国論も分裂した。

【毎日新聞】
 首相と靖国 もう「参拝せず」と明言しては
 http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070509ddm005070131000c.html

> 靖国問題は依然、決着がついていないことも改めて指摘しておく。外交関係だけでない。参拝のみならず、首相の肩書での奉納は憲法の政教分離の原則に照らして問題はないのか。明確な結論が出ているわけではない。
> 折しも日本遺族会は靖国神社に祭られているA級戦犯分祀(ぶんし)などの検討を始めた。A級戦犯合祀に対し、昭和天皇が不快感を示したという証言・資料が昨年来相次ぎ、遺族会にも分祀容認論が広がっているという。
> いい機会だ。政界も忘れ去ったようになっている新たな国立追悼施設建設などについて、議論を再スタートさせるべきである。

 私は、安倍総理着任直後の日中会談を境に、外交問題としての靖国問題は、いったん幕を下ろしたものと考えていますし、今回の中国政府の対応は、まさしくそれを裏付けるものでした。
 さすがに、朝日新聞・毎日新聞は、中国政府の対応の変化を敏感に読んだものと見られ、従来とは異なった変化球を投げてきています。


 中国政府と国内メディアの対応については以上です。


 余談ですが、もう一つ興味を引かれた点を述べます。

 どのような経路でこの問題がメディアに漏れたのか、我々が知るすべはありませんが、参院選の2ヶ月前という絶妙なタイミングでこの問題が露呈したのは、一つの不思議であります。
 国勢選挙を控え、遺族会や国内の保守派の票を囲うため、首相側が意図的にメディアにリークした、というのは考えすぎでありましょうか。


 
posted by 黙星 at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月10日

漢の中の漢 〜美しい国の形 02〜

 先日、街の某都市銀行のATMコーナーで見かけた光景です。

 私が預金を下ろそうとしていると、隣のATMコーナーから一人の男性の声が。何やら、係員呼び出し用の電話機で話をしている様子。どうやらクレームをつけている模様です。

 「あ、もしもし?聞こえてとうね?
 さっきからATMの調子がおかしいんだけどね〜。」

 「いや、通帳をいれてみたんだけど、すぐに吐き出しちゃうんだ。
 一体どうなっとるんよ!!」

 「え、何? 今の時間だとキャッシュカードが必要なの?
 そりゃぁ不便だなぁ。」

 「カードは家に置いて来ちゃったんだよねぇ。
 これって何とかならんとかねぇ・・・。」


 まぁ、ここまではフツーの機械音痴さんのクレームといったところです。クレーム係の行員さんのご苦労を思いやりつつ、耳で成り行きを見守りながら、預金引出しの手続きを続けていましたら・・・。

 「おたくの銀行ねぇ、ちょっと支店が少ないんだよね。
 熊本とか鹿児島でも探したんだけど、なかなか見つからなくてさぁ。」

 「じつはワシ、いま自転車で鹿児島から旅をしとってね
 今日福岡についたんやけどね。」

 「いやぁ、道中色んな苦労があったよぉ。
 この前なんか、熊本でねぇ(以下省略)」

 ここに来て、この男性は、明らかに元々のクレームから懸け離れたことを話し始めたのですが・・・。


 ・・・いや!そんなことはどうでも宜しいのです!!


 「鹿児島から福岡まで自転車でやって来たとな!?

 一体何者なんだ、この男はっ??」


 ここで隣のATMコーナーを覗き見ると、汚れだらけのTシャツとジーパンを着た男性老人の姿が。(なお、先ほどから感じていた不思議な異臭の正体がこの男性老人の汗によるものだと気づいたのは、この瞬間のことです。)
 Tシャツには「憲法9条を護れ!」とか、「アメリカ帝国主義を粉砕せよ!!」などといった文字が印刷されています。どうやら「左側」の活動家か何かのようです。
 年のころは70代半ばから後半、身長は150センチちょっと、体格はかなりの痩せ型といったところで、肌は真っ黒に焼けていました。
 見た目といい、さきほどからの聞き取りにくい話しぶりといい、御当人には悪いのですが、けっして風采の上がる感じの人物ではありません。

 ・・・こんないかにもひ弱そうなお爺ちゃんが、鹿児島から福岡までの距離を、あろうことか自転車で走破したというのです。


 この御老人の姿を目にした瞬間の驚愕たるや、私にとって近年まれに見る大きなものでした。十数年前、一人の小学生が自転車だけで日本列島を走破したことがワイドショー等で話題になりましたが(このことをTVで知って、本気で「自分もやりたい!」と言い出し父母を困らせたのは、他ならぬ私でありました)、そのとき以上の衝撃を受けたのです。

 ご老人は、おそらくTシャツに託したメッセージを多くの人々に読んでもらいたいと考え、この自転車の旅を思いついたのでしょう。その行為自体は、(保守主義者を自称する私だけにとりわけ)陳腐なものに感じられました。
 それにも関わらず、私はこの御老人を笑うことは決して出来なかったのです。

 70を過ぎた老人にとって、自転車の長旅はどれだけ過酷なものでありましたろうか。危険なことも数多くあったに違いありません。単なる思い付きで出来るような旅では、断じてありません。私のような若者でさえ困難と思われる長旅を、このご老人はどんな思いで走りつづけたのでしょう。
 私が思うに、御老人の福岡までの道のりを支えつづけたのは、「自らの理想を達成するため、護りたい物を護るためには、いかなる苦痛も危険も厭わない」という彼自身の思いでありましたろう。それも生半端な思いなどではなく、烈火の如く燃え盛る理想の炎、岩のように動かぬ剛直さ、鋼のごとき強靭な意志の力であったに違いありません。


 私は、思想信条は違えども、この御老人への深い敬意を禁じえないと同時に、日頃の我が身の軟弱さを思わずにはおれませんでした。

 21世紀、このような熱き”漢”達が大勢現れることを祈ります。
 きっと日本は、素晴らしい国になるでしょう。


【関連記事】
 恐るべし、最近の女子高生 〜美しい国の形 01〜
 http://silent-star.seesaa.net/article/40232765.html


 
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2007年05月09日

「北朝鮮債券」は低リスク&ハイターン!?

 日経ビジネスのWebサイトで面白い記事を発見しました。
 「北朝鮮債権」が密かな人気商品だそうですね。

 現在の国際政治での関係各国の利害からすれば、北朝鮮という国が滅び去ることはまず有り得ませんし(偉大なる将軍様が精神異常状態にでも陥れば別ですが)、意外と低リスクな金融商品かもしれませんね。

 ちょっと買ってみたいかも・・・。


 以下、日経ビジネスのWebサイトから一部引用です。


 北朝鮮債券が密かな人気商品に
 10年先を読む「途上国債権」売買の次の焦点は?
 2007年5月8日 火曜日 黒木 亮
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070507/124220/?P=2

> 北朝鮮の債券が、国際金融市場で密かな人気商品になっている。しかも米国や日本の投資家が買っている。現在の取引価格は額面1ドルに対して26セント。年初の価格が21〜22セントだったので、この数カ月で2割ほど上昇したことになる。

> この債券は1997年3月にフランスのBNP(Banque National de Paris、現BNPパリバ)がアレンジしたものだ。発行額は7億7700万ドイツマルク(約650億円)。元々いろいろな銀行が保有していた北朝鮮向け融資債権を証券化したものだ。ドイツマルクとスイスフランの2つの通貨建てで、金利のないいわゆるゼロクーポン債である。

> (BNPで北朝鮮向け証券化商品をアレンジした)バートレット氏によると、同債券は北朝鮮に対して新たな資金を供給したものではなく、北朝鮮向け債権をバランスシートから外したい銀行と、高利回りが期待できる商品を求めていた投資家のニーズを結び付けた商品である。また、北朝鮮の債権を外国投資家が握っていることで、同国に対する圧力を維持する効果もあるという。

> ゼロクーポン債なので、投資家は値上がり益を期待して買っているわけだが、6カ国協議が停滞している現状では、短期的な値上がりはあまり期待できそうにない。しかし、「3〜10年といったスパンで見ると面白い投資ではないだろうか」とバートレット氏は語る。同債券は2010年3月が満期で、その時点で別の債券が発行されなければ、投資家は元の融資債権を譲り受けることになる。投資家の究極の期待は、南北朝鮮が統一され、債務が全額(ないしはそれに近い水準)で返済されることだ。


 
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2007年05月08日

「格差是正」の民主、軽井沢の別荘で会合を開く

 情けないを通り越して、滑稽ですらあります。
 記者の痛烈な皮肉が込められた記事です。

 軽井沢で結束アピール=小沢、菅、鳩山3氏−民主
 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007050600098

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は6日、支持グループの研修会を長野県軽井沢町のホテルで開催。引き続き自身の別荘で懇親会を開いた。懇親会には小沢一郎代表と菅直人代表代行も駆け付け、(中略)

 小沢氏は「何としても、みんなで力を合わせて頑張ろう」とあいさつ。約1時間、出席者と談笑して退席した。帰り際、記者団に「安倍政権の下で非常に不公正、不平等な社会になりつつある。みんな不安に思っている」と述べ、引き続き格差是正を訴えていく考えを示した。
 (以下略)

 この程度の会合なら都内の適当な場所で開けばいいものを、わざわざ高級別荘地として知られる軽井沢にまで出かけていくとは・・・。一体何を考えているのやら。

 以前、安倍首相夫人がブログの記事をめぐって顰蹙を買ったことがありましたが、民主党は「格差是正」を政策の前面に押し出しているだけに、いっそう軽率の感を免れません。

 自分が経済的に恵まれていないと考えている国民が大勢いるご時世です。選挙に勝ちたければ、もう少し大衆の心理を研究するべきでしょうね。


 
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2007年05月06日

『ドラえもん』のタイムトラベル等の設定に係る考察

 先日の日記でコミック『ドラえもん』に関する疑惑・矛盾を指摘し、「ドラえもんは未来からやってきたスパイである」という、ちょっと変わった仮説をとなえたわけですが、知人などから続きを読んでみたいという声がちらほら寄せられたので、書いてみたいと思います。


 さて、疑惑・矛盾についての本格的な検証に入る前に、『ドラえもん』の作品中におけるタイムトラベルなどに関する設定について述べておきます。


 まず、そもそも、私達が住んでいる現実世界の物理法則において、タイムトラベルそのものは可能なのでしょうか?また、可能だとしても過去を改変することは可能なのか?
 この命題に関しては、以下のような諸説があります。


@.タイムトラベル不可能説
 「そもそも、いかなる技術をもってしても過去・未来へのタイムトラベルは出来ない、よって過去を改変することも不可能である」とする説です。物理学者のホーキンズ博士が提唱したもの。
 難しい理論の話はサッパリわからないので、詳しいことは省略します。とにかく、そういう説があるよって話だけをしておきます。


A.過去の改変不可能説
 タイムスリップ自体は可能であるが、過去を改変することは不可能であるとの説。SF映画『タイムマシン』(2002年アメリカ)などで採用されている時間観です。
 これは、過去を改変しようとしたときに発生するパラドックスゆえに、過去の改変は不可能である、との説です。

 たとえば、ある科学者が事故で亡くなった昔の恋人を救うためにタイムマシンを発明し、過去にタイムスリップして恋人の命を助けた、としましょう。
 ところが、彼の恋人が助かってしまった場合、「過去の彼」はタイムマシンを開発する動機を失ってしまうため、タイムマシンが発明されることもなくなってしまいます。「過去の彼」がタイムマシンを発明しなければ、「未来の彼」が過去にやってくることも不可能ですから、恋人の事故死を防ぐことは出来なくなってしまうというわけです。

 時間  事実
 1日目.科学者の恋人が事故死
 2日目.科学者がタイムマシンの開発を始める
 3日目.科学者がタイムマシンの発明に成功
 4日目.科学者が1日目にタイムスリップ
 5日目.科学者が1日目で恋人の救出に成功
     →2日目の事実が抹消
      →3日目の事実が抹消
       →5日目の事実が抹消
        →1日目に戻る


B.平行世界(パラレルワールド)説
 複数の両立し得ない現実が、独立した別々の世界で平行して存在しているとの説。鳥山明の『ドラゴンボール』などで採用されている時間観。
 この説によれば、タイムトラベルによる過去の改変は、新たな平行世界を生み出すものの、元にいた世界への影響を及ぼすことは不可能である、ということになります。

 たとえば、未来からやってきたトランクス少年が、心臓病で死ぬはずだった孫悟空の命を特効薬によって救ったとしても、トランクス少年がいた元の未来の歴史では、「孫悟空は心臓病で死んだ」という事実は変わらない。
 一方、命を助けられた孫悟空の住む世界では、「孫悟空は心臓病で死んだ」という事実が存在しないまま、歴史が進行していくことになるのです。

※ なお、『ドラえもん』に登場する「もしもボックス」「入りこみ鏡」「あべこべ世界ミラー」などを、平行世界を作り出す(ないしは平行世界へ移動する)道具であると解釈する説もあるようです。



 さて、現実の物理法則はとにかくとして、『ドラえもん』の世界では、上記のような3つの時間観は採用されていなません。
 すなわち、そもそも「時空法」あるいは「航時法」なる法律で過去への干渉を禁じる必要性が存在することからして、タイムトラベルは可能であり、同時に、過去を改変することも可能であると言えるのです。

 このことをまとめると、「ドラえもん」の作中においては、以下のようなタイムとラベル等に関する設定がなされていると考えられます。

【結論】
『ドラえもん』の作中においては・・・、

 1.タイムトラベルは可能である。
 2.過去を変えることも可能である。
 3.過去に変更が生じれば、未来にもその影響が及ぶ。
 4.平行世界は存在する。
 5.現実世界・平行世界間では、相互の影響は及ばない。


 ・・・ところで、何故こんなことを書いているかといいますと。

 私はこれからドラえもんの時空法・航時法違反疑惑について述べようとしているのですが、最初に示した@〜Bのタイムトラベルの理屈では疑惑の解明を行うことは出来ない、ということが明らかになるからなのです。

 じゃあ、どうしてドラえもんはスパイだといえるのか。
 この話は、長くなるから、後日の日記を見てほしい。
 日記は数回に分けて書くから、どれも見逃さないように。

 最後に一応言っておく。
 ドラえもんがスパイだったら、ヤツらはびびる!
 私もびびる・・・。


 



2007年05月03日

富田メモとは何ぞや?

 物議をかもしている「富田メモ」とはいかなるものなのでしょうか。
 日本経済新聞の記事から、その内容をまとめておきます。

 同新聞の記事によれば、「富田メモ」には日記と手帳の二種類。


【日記】
 「日記」は1975年1月〜1986年末までのもので、A5番ノート(約160n)のものが11冊。
 内容については、「記述は毎日でなく、紙誌の記事、書簡、写真などを貼ったページ、白紙のページも多」く、公務だけではなくプライベートな内容も含まれているとのこと。


【手帳】
 「手帳」は、市販の「能率手帳」によるものと、小型のルーズリーフを使った「私製の手帳」の二種類。

 「能率手帳」は、87年から97年までのもので、「スケジュール管理が中心で、出来事の感想や人物評が短く記されて」いるもの。これも11冊。どうやら富田氏のスケジュール管理 兼 日記帳といったもののようです。

 「私製の手帳」について。
 87年分は2冊残存。「公務の記録で、いつ誰と、会い、どんな話をしたか」が記されている。
 88年分は公務を記録したものが2冊、昭和天皇への言上を中心に記録した「革製手帳」が1冊。4.28メモは、この「革製手帳」から発見されたものとのこと。


分りやすく図式化すると・・・、

富田メモ
 ┃
 ┣日記(11冊 私生活・公務両方)
 ┗手帳(87年以降のみ)
   ┃
   ┣能率手帳(11冊 スケジュール管理・日記など)
   ┗私製の手帳(部数については記載なし 公務記録が中心)
     ┃
     ┣87年分(2冊)
     ┗88年分(3冊)
       ┃
       ┣公務の記録(2冊)
       ┗昭和天皇への言上(1冊)


【関連記事】
 昭和天皇御発言で新たなメモ A級戦犯合祀問
 http://silent-star.seesaa.net/article/40561786.html


 
posted by 黙星 at 03:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

昭和天皇御発言で新たなメモ A級戦犯合祀問題

 「だからあれ以来私は参拝していない」
 「それが私の心だ」

 日本経済新聞社が、元宮内庁長官の日記・手帳(所謂「富田メモ」)の存在と、靖国神社へのA級戦犯合祀に関する昭和天皇の発言を一面にスクープ掲載したのは、昨年7月のこと。
 同新聞社が、5月1日の朝刊で新たな資料を公表しました。

 同新聞社は、問題の発言が掲載されていたメモ帳の中から、「富田家の意向も踏まえ、プライバシーにも配慮して個別の記述について公表の当否を検討」、「昭和天皇の言動にかかわる記述や皇室の動静、宮内庁次官、長官としての富田氏の公務内容など、公共性の高いと考えられる記述の主要部分」を公表。

 新資料には、A級戦犯合祀問題に関する新たな昭和天皇の御発言(1987年5月20日のもの。「5・20メモ」)も掲載されています。

 以下、改めて4月28日と、5月20日の掲載文の全てを抜粋してみます。

 4月28日
 1117−1153 吹上
 1.鷹司さん 5月10日退院とのこと。徳川住居整備にお慶びを。
 1205上の総理秘書に依頼◎陛下も承知し喜んでいる旨伝えて欲しい。
 3.礼宮 ブラジルPV時、角谷前比大使主席に(角谷大使のこと) 英国修学時(浩宮時の中川元ソ連大使に相当)は影井元伊大使(CPV時婦人屢々随員に)
 2.先日宮内記者クラブお会い。クラブの感想について。沖縄。
”2.4・29、30 国民の慶び
 4.韓国の選挙結果
 ○李大使の信任状捧呈(4/27)盧大統領 ご回復を慶び今后のご健康を祈る旨メッセージ。
 ○李大使の感覚 CPVにつき離前大使(全大統領時)と異なり慎重。
 5.李方子再入院(4・30帰韓予定であった)4.26吐血の為入院。4・27主治医診断。強度の神経性胃炎。ストレス蓄積による。残存血液を排出し検査の上。
”2.明日明後日 天皇誕生日祝賀行事につき国民の慶び一入と観測。
 ※Pressとの会見
 @昨年は
 @高松薨去間もないときで心も重かった
 Aメモで返答したのでごつごつしていたと思う
 B4・29に吐瀉したがその前でやはり体調が充分でなかった それで長官に今年はの記者の印象があったのであろう
 =Aについては記者も申しておりました
 A戦争の感想を問われ、嫌な気持ちを表現したが それは后で云いたい
 そして戦后国民が努力して平和の確立に努めてくれたことを云いたかった
 ”嫌だ”と云ったのは奥野国土相の靖国発言 中国への言及<@>にひっかけて云った積りである
 前にあったね どうしたのだろう 中曽根の靖国参拝もあったか 藤尾(文相)の発言
 =奥野は藤尾と違うと思うか<A> バランス感覚のことと思う 単純な復古ではないとも
 私は或る時に A級が合祀され その上 松岡、白取までもが、
 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが
 松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と
 松平は平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている
 だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ
 ・干連質問 干係者もおり批判になるの意
 ○余り閣僚も知らず そうですがが多い

 ▼<@>二十二日の記者会見で日本の侵略戦争を否定する発言、中国韓国が強く反発した。
 ▼<A>富田氏の筆記上の癖で、「か」と「が」が判読できないことがある。

 なお、以下の2枚は、去年の騒動時に管理人がネットで拾った画像です。参考までに。

428memo 001.jpg
428memo 002.jpg


5月20日
 1025−1120 菊の間
 総理の外遊も六月二度に亘るし<@>六月に入ったら内閣ともと。
 △なるべくなら困る
 @侍従長も変わったことだしやむをえないのかな。体を壊したと言うなら■がね。
 Aしかし政治の妙な動きに皇室がまきこまれることのないようという長官の強い考えは分る。政治家が一つの信義に立って動き、純に考えてくれるならと思うが。
 B後任に政治家でも来てはと思ったが長官の努力を多とする。
 ・何かお手伝いすべきことあれば喜んで。
 C奥野、藤尾発言と干連。靖国のことは相当の者も知らぬ。長官が何かの形でやって欲しい。
 〔次のページに鉛筆で走り書き〕
 山本未言及だ&
 徳川とはした&
 靖国に干し
 藤の、奥野がしらぬとは
 松岡、白取
 松平宮司になって
 参拝を止めた
 ツクバ 山階藤麿は
 〔先の記述の上にペンで書き込み〕
 藤野奥の−中国
 靖国 明治天皇のお決めになって〔た〕お気持ちを逸脱するのは困る
 松岡 白鳥は■いとして
 〔以下別の走り書き〕
 政治家 信義−−反省 {明確 引継 ゼロ>
 靖国 中国 藤尾奥の(松岡) 明治天皇のお決めになったのは趣旨が異なるので困る
 〔以下別の手帳〕
 昨日の遊園会お成りお言葉のこと<A> ご立派で涙ぐむ。△皆が喜んでくれたかと。涙ぐまれたご様子。
 六月の御動静。侍従長外からと。五月場所我慢いただき恐縮。九月場所には是非。
 ヒース元首相のこと△T10〔大正十年〕訪欧時、英でeaton<B>を訪れた折に、卒業式か何か覚えていないが生徒に話した処、代表で答辞を読んだ少年を覚えていた。後年英首相として来日したヒースがそれは私でしたとなつかしがって話がはずんだ(46年頃首相か外相で)
 奥野caseでのご心配、藤尾正行のこと。Z旗の通常の意味<C>
 人事に干し。侍従長も変わったことだしなるべくなら困るがやむをえないと。

 ▼<@>竹下首相は五月末から米、英、オランダなどを訪問し六月九日帰国。同年からサミットなど出席のため、カナダ、米国訪問。
 ▼<A>十九日の遊園会は天皇の負担を考慮、参加者に個別に話しかける形から丘の上からマイクでお言葉を述べる形に変えられた。
 ▼<B>正しくはEton=イートン校。
 ▼<C>通常、「引き船を求める」、漁船の「投網中」などの意味。


 なお、

 改行、文字間のスペースは新聞記事のまま掲載

 〔 〕内は新聞社による注意書き
 <○>は新聞社による記号
 ▼以下は、<○>に関する説明書き

 「后」は「後」、「干」は「関」のことか
 「1173」などの四桁数字は、時刻のことと推測
 ■は判読不明な文字

 
posted by 黙星 at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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